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桃尻娘はpeachpie🍑
第9章 痴漢
二人は出て行くと、暫く布団に潜っていた。

外が暗くなり始めると桃子は下着を脱ぎ私服に着替えた。
短いスカートを履き素足でサンダルを履き外に出た。

そして駅に向かった。
駅は学生が多かった。
電車に乗り学校に行く方面に乗った。

意外に電車は空いていた。
対向する電車は混んでいるようだった。

そして、学校より二駅先まで乗り、家の方面に向かい電車に乗った。

痴漢を探していたのだった。

触って欲しかったのだった。
どんな人でもいいから触られたかったのだ。

混み合う電車に乗り込み、桃子はサラリーマンの前に立ち、臀部をサラリーマンに押し付けたりしていた。

でも、今までの痴漢のように桃子に触れる人は居なかった。
軽く触り返す人は居たが、ほんの少しだけタッチする程度だった。

桃子は自分のしている事が急に馬鹿らしくなり、家のある駅に着くと、足早に降りた。

そして改札を出て大きく深呼吸をした。



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