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桃尻娘はpeachpie🍑
第10章 心と身体は別?
「桃子のほっぺたが腫れてる… どうしたか知ってる?」
南條は彼女に尋ねた。

彼女は返事が出来ずにいた。

「あ…ドアに…ぶつけたの。」
桃子は咄嗟に言った。

南條は桃子の頬をそっと手で触り
「他は大丈夫?」
と尋ねた。

桃子はコクンと頷き、自分の部屋に帰ろうとした。

「桃子は俺の宝物なんだ。大切な宝物なんだ。」
そう言い立ち去ろうとした桃子の後ろから抱き締めた。

「あ…あの…彼女見てるし…私はあなたの物じゃないから。」

桃子は抱き締められた腕を解き、玄関に向かい歩き出した。


「桃ちゃんの身体は俺の身体が欲しい筈。俺の身体が桃ちゃんの身体を欲しがるようにな。」

「そ…そんな事…ない…」

「あんなに感じて、あんなに相性がいいのに?」

桃子はクルリと身体の向きを変え、
「何言ってるの?彼女と結婚するんでしょう?」

「あ…桃ちゃん妬き持ち妬いてる?大丈夫さ。俺と身体の相性がいいのは桃ちゃんだから。」

「…。頭おかしいんじゃない?」
桃子は冷たく言った。




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