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桃尻娘はpeachpie🍑
第10章 心と身体は別?
朝、家を出ると南條がマンションの入り口に立っていた。
桃子はチラリと南條を見たが無視をして通り過ぎようとした。

「桃ちゃん、おはよう。身体は大丈夫?薫さんに…お母さんに頼まれて…出張の間、桃ちゃんを見ていて欲しいって言われたんだ。あの…お腹の中の赤ちゃんは?」

桃子は立ち止まり
「身体は大丈夫ですから、お気遣いなく…」

他人行儀に返事をした。

「そうか…なら…何かあったら言ってくれな。」

「ありがとうございます。」

桃子はそのまま駅に向かい歩き出した。

空が高くいつの間にか秋になっていた事を感じていた。


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