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桃尻娘はpeachpie🍑
第11章 好きだから…
放課後、部活に顔を出した。
桃子の姿を見ると部員が寄ってきた。
「桃子、大変だったわね。」
「う…うん。長く休んでごめんなさい。」
桃子は皆に謝った。
きっとキャプテンももう決まってるんだろうな…
と思いながら顧問の先生のところに行った。
「あと、一週間…一週間で元の動きが出来るようにしておきなさい。じゃなければ…これから先は厳しいわよ。」
桃子は厳しい言葉を貰ったが、傷付いている場合では無い…
夢をこんなことで諦めたら一生後悔する。
桃子は身体の基礎トレーニングから始めた。
が…食事をまともに食べていないのですぐに息が上がり、動けなくなっていた。
それでも桃子は早く取り戻そうと、ゆっくり身体を動かしていた。
身体を柔らかくし。体幹を鍛えて…
部活が終わりヘトヘトになっていた。
これから電車に乗り帰宅だなんて…恐ろしく家が遠い気がした。
帰りには松本は居ない。
一人で、頑張るしかなかったのだ。
桃子は重い足を引きずるように歩いた。
駅に着くと深呼吸をし改札口を通った。
そしてホームに出ると、暫く立ち止り
「大丈夫。大丈夫。」
と暗示を掛けた。
すると桃子は背後からぶつかられた。
線路から離れていたのでホームに落ちる事はなかったが
急に震えが出て止まらなくなって、その場に立ち竦んでしまったのだ。
「桃ちゃん?」
様子が変な桃子を見かけた南條が近付いてきた。
「大丈夫?」
まっ青な顔色の桃子に南條は驚いた。
駅のベンチに桃子を座らせ暫く背中をさすっていた。
「私、ダメかな…」
「そんな事ないよ。少しずつ進めてるよ。だから焦らなくていいんだよ。」
南條は、優しく桃子に言った。
桃子の姿を見ると部員が寄ってきた。
「桃子、大変だったわね。」
「う…うん。長く休んでごめんなさい。」
桃子は皆に謝った。
きっとキャプテンももう決まってるんだろうな…
と思いながら顧問の先生のところに行った。
「あと、一週間…一週間で元の動きが出来るようにしておきなさい。じゃなければ…これから先は厳しいわよ。」
桃子は厳しい言葉を貰ったが、傷付いている場合では無い…
夢をこんなことで諦めたら一生後悔する。
桃子は身体の基礎トレーニングから始めた。
が…食事をまともに食べていないのですぐに息が上がり、動けなくなっていた。
それでも桃子は早く取り戻そうと、ゆっくり身体を動かしていた。
身体を柔らかくし。体幹を鍛えて…
部活が終わりヘトヘトになっていた。
これから電車に乗り帰宅だなんて…恐ろしく家が遠い気がした。
帰りには松本は居ない。
一人で、頑張るしかなかったのだ。
桃子は重い足を引きずるように歩いた。
駅に着くと深呼吸をし改札口を通った。
そしてホームに出ると、暫く立ち止り
「大丈夫。大丈夫。」
と暗示を掛けた。
すると桃子は背後からぶつかられた。
線路から離れていたのでホームに落ちる事はなかったが
急に震えが出て止まらなくなって、その場に立ち竦んでしまったのだ。
「桃ちゃん?」
様子が変な桃子を見かけた南條が近付いてきた。
「大丈夫?」
まっ青な顔色の桃子に南條は驚いた。
駅のベンチに桃子を座らせ暫く背中をさすっていた。
「私、ダメかな…」
「そんな事ないよ。少しずつ進めてるよ。だから焦らなくていいんだよ。」
南條は、優しく桃子に言った。