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桃尻娘はpeachpie🍑
第11章 好きだから…
何とか電車に乗り、家のある駅まで来れた。
帰り道、疲れで脚がもつれたのか、安心してもつれたのか分からなかったが、うまく歩けなかった。
家までは五分足らずだ。
南條が桃子の前でしゃがんだ。
「おんぶしてあげる」
もうだいぶ人通りは少なかったが、恥ずかしかった。
「うんん。大丈夫。歩くわ。恥ずかしいし…」
「恥ずかしがる事無いよ。さぁ!」
「私もう高校生だし…小学生ならまだしも…」
「そうかな?小学生の桃ちゃんは可愛かった。今はもっと可愛いけど。」
桃子は駅前のベンチに座った。
「ありがと。少し休んでから帰るから大丈夫よ。」
「どれどれ…」
南條は桃子の前にしゃがみ、桃子の足を膝に置いた。
そして足首からふくらはぎに触れた。
「あ〜ぱんぱんに筋肉が張ってる。」
温かい手で優しくさすりだした。
時々軽く揉みながら足をマッサージしてくれたのだ。
少し足が軽くなった気がした。
「大丈夫。みたい。ありがと。」
桃子は立ち上がり足首を軽く廻すと、ゆっくり歩きだした。
「お願いがあるの。」
「ん?何?」
「勉強が…遅れて…物理なんて全然分からなくて…」
「ああ…物理はなぁ。。ははは。」
「教えてくれる?」
「ああ、いいよ。家に帰って着替えたら…」
「秀ちゃんの家に行っていい?」
「いいよ。いつでもウェルカムだ。」
桃子は母親のいる家には何となくいたくなかったのだ。
帰り道、疲れで脚がもつれたのか、安心してもつれたのか分からなかったが、うまく歩けなかった。
家までは五分足らずだ。
南條が桃子の前でしゃがんだ。
「おんぶしてあげる」
もうだいぶ人通りは少なかったが、恥ずかしかった。
「うんん。大丈夫。歩くわ。恥ずかしいし…」
「恥ずかしがる事無いよ。さぁ!」
「私もう高校生だし…小学生ならまだしも…」
「そうかな?小学生の桃ちゃんは可愛かった。今はもっと可愛いけど。」
桃子は駅前のベンチに座った。
「ありがと。少し休んでから帰るから大丈夫よ。」
「どれどれ…」
南條は桃子の前にしゃがみ、桃子の足を膝に置いた。
そして足首からふくらはぎに触れた。
「あ〜ぱんぱんに筋肉が張ってる。」
温かい手で優しくさすりだした。
時々軽く揉みながら足をマッサージしてくれたのだ。
少し足が軽くなった気がした。
「大丈夫。みたい。ありがと。」
桃子は立ち上がり足首を軽く廻すと、ゆっくり歩きだした。
「お願いがあるの。」
「ん?何?」
「勉強が…遅れて…物理なんて全然分からなくて…」
「ああ…物理はなぁ。。ははは。」
「教えてくれる?」
「ああ、いいよ。家に帰って着替えたら…」
「秀ちゃんの家に行っていい?」
「いいよ。いつでもウェルカムだ。」
桃子は母親のいる家には何となくいたくなかったのだ。