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桃尻娘はpeachpie🍑
第11章 好きだから…
南條は桃子に激しくキスをした。

南條を他の女に奪われたく無い。
私だけの男でいて欲しい。

桃子も激しく南條の舌に自分の舌を絡めながら
先程見た母親のキスを思い出した。

生々しい激しい貪り合うようなキスを…


暫く南條の家のチャイムは鳴り続け、鳴り続けている間中桃子は南條の唇から自分の唇を離さなかった。

チャイムが鳴り止み、人の気配が玄関の外から消えると
やっと桃子はキスを止め、そのまま南條の胸に自分の頭をつけていた。

「桃ちゃん?どうした?何か用事があったの?」
南條は尋ねた。

もし、私が今ここに来なければ彼は彼女を受け入れていたかもしれない…

そんな考えが脳裏をよぎっていた。

「ううん。何も…」
桃子は南條から離れ玄関を開けた。

「桃ちゃん?」

「用事、忘れちゃった。思い出したら…連絡するから…」


もう玄関先で母親が男と抱き合っていないようにと祈りながら
桃子はエレベーターに乗った。


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