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桃尻娘はpeachpie🍑
第4章 誰の手?
決心し、満員電車に乗り込んだ桃子は、ドキドキしながら立っていた。
「痴漢されたら…手を掴んで、そのまま手を挙げて…痴漢です!と、叫ぶ。」
頭の中でシミュレーションをしていた。
「ちゃんと言えるかしら…」
すると桃子の太腿をスッと触るものがあった。
「痴漢?荷物?ただ触れただけ?」
桃子は、痴漢だと確信が持て無かった。
すると、太腿から尻の方を這い上がってくる感触がした。
桃子は手を自分の尻に持っていき、そのものに触れた。
鼓動が激しく鳴っている。
「手だ!」
桃子がその手を掴み…
「痴漢です!この人痴漢です!」
桃子は驚いた。
数メートル先で女性が叫んだのだった。
人々は一斉にその女性の方を見て、周りの人が痴漢と思われる人を捕まえていた。
せっかく痴漢を捕まえ、叫ぶ決心をしたのに、桃子の握った痴漢の手は、桃子の手を掴み指先で撫でだした。
桃子は怖さで震えていた。
痴漢に手を繋がれ、手を撫でられ…
指と指の間を指先で撫でたり、桃子の中指を握りながら撫でたり…
桃子の手は恐怖で冷たくなっていたが、痴漢の手は暖かだった。
何度も手を振り解こうとしたが、きつく握られなかなか手を解いて貰えなかった。
桃子の降車駅に着くとようやく手を解放された。
慌てて電車から降りた。
「なんなのよ…」
急いで駅のトイレに駆け込み手を入念に洗った。
汗ばんだ痴漢の手の感触を思い出すと気持ちが悪くて堪らなかった。
「痴漢されたら…手を掴んで、そのまま手を挙げて…痴漢です!と、叫ぶ。」
頭の中でシミュレーションをしていた。
「ちゃんと言えるかしら…」
すると桃子の太腿をスッと触るものがあった。
「痴漢?荷物?ただ触れただけ?」
桃子は、痴漢だと確信が持て無かった。
すると、太腿から尻の方を這い上がってくる感触がした。
桃子は手を自分の尻に持っていき、そのものに触れた。
鼓動が激しく鳴っている。
「手だ!」
桃子がその手を掴み…
「痴漢です!この人痴漢です!」
桃子は驚いた。
数メートル先で女性が叫んだのだった。
人々は一斉にその女性の方を見て、周りの人が痴漢と思われる人を捕まえていた。
せっかく痴漢を捕まえ、叫ぶ決心をしたのに、桃子の握った痴漢の手は、桃子の手を掴み指先で撫でだした。
桃子は怖さで震えていた。
痴漢に手を繋がれ、手を撫でられ…
指と指の間を指先で撫でたり、桃子の中指を握りながら撫でたり…
桃子の手は恐怖で冷たくなっていたが、痴漢の手は暖かだった。
何度も手を振り解こうとしたが、きつく握られなかなか手を解いて貰えなかった。
桃子の降車駅に着くとようやく手を解放された。
慌てて電車から降りた。
「なんなのよ…」
急いで駅のトイレに駆け込み手を入念に洗った。
汗ばんだ痴漢の手の感触を思い出すと気持ちが悪くて堪らなかった。