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桃尻娘はpeachpie🍑
第4章 誰の手?
学校に着いてからも、あの汗ばんだ手の生温い温かさが忘れられなかった。
桃子は休み時間の度に石鹸でゴシゴシと手を洗っていた。
それでもあの感触が桃子の手から離れなかった。
桃子は濡れた手を払い、ハンカチを取り出し手を拭きながら歩き出すと…
ツルッ!
「うわぁっ!」
ドテンッ!
と滑り尻餅をついてしまった。
廊下が少し濡れていて、そこに足を踏み入れてしまったのだ。
「痛っ…」
桃子が立ち上がろうとすると、通り掛かった男子が手を出した。
桃子は差し出された手て見て、その手を掴んだ。
すると、今朝握ったあの手のように生温い湿った手だった。
思わず桃子は手を離してしまい、再び尻餅をついた。
「痛っ!」
「なんで急に離すんだ?」
「あ…ううん。何でも…ごめんなさい…ありがとう。」
「ってか、お前パンツ丸見えだし。」
桃子は焦りながらたち上がった。
「痛っ!」
足首をひねったようで立ち上がると痛みが走った。
再び桃子は倒れそうになったが、男子が支えてくれた。
「あ…どうしよう…足…」
チアリーダー部の桃子は大会も近く怪我なんてしている場合では無いのだった。
「もう…どうしよう…」
桃子は涙ぐんでいた。
「とりあえず保健室に行こう。」
彼はしゃがんだ。
「乗れよ。」
「え?」
「おんぶしてやるから。」
「え?恥ずかしいし…」
「それ以上悪くなってもしらねーぞ。」
桃子は恥ずかしかったが彼の背中に乗った。
彼は立ち上がろうとし、
「ちゃんと掴まらないと、落ちるぞ。」
桃子はギュッと首に腕を回した。
桃子は休み時間の度に石鹸でゴシゴシと手を洗っていた。
それでもあの感触が桃子の手から離れなかった。
桃子は濡れた手を払い、ハンカチを取り出し手を拭きながら歩き出すと…
ツルッ!
「うわぁっ!」
ドテンッ!
と滑り尻餅をついてしまった。
廊下が少し濡れていて、そこに足を踏み入れてしまったのだ。
「痛っ…」
桃子が立ち上がろうとすると、通り掛かった男子が手を出した。
桃子は差し出された手て見て、その手を掴んだ。
すると、今朝握ったあの手のように生温い湿った手だった。
思わず桃子は手を離してしまい、再び尻餅をついた。
「痛っ!」
「なんで急に離すんだ?」
「あ…ううん。何でも…ごめんなさい…ありがとう。」
「ってか、お前パンツ丸見えだし。」
桃子は焦りながらたち上がった。
「痛っ!」
足首をひねったようで立ち上がると痛みが走った。
再び桃子は倒れそうになったが、男子が支えてくれた。
「あ…どうしよう…足…」
チアリーダー部の桃子は大会も近く怪我なんてしている場合では無いのだった。
「もう…どうしよう…」
桃子は涙ぐんでいた。
「とりあえず保健室に行こう。」
彼はしゃがんだ。
「乗れよ。」
「え?」
「おんぶしてやるから。」
「え?恥ずかしいし…」
「それ以上悪くなってもしらねーぞ。」
桃子は恥ずかしかったが彼の背中に乗った。
彼は立ち上がろうとし、
「ちゃんと掴まらないと、落ちるぞ。」
桃子はギュッと首に腕を回した。