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桃尻娘はpeachpie🍑
第11章 好きだから…
やっぱり南條とのセックスに溺れてしまっていた。

対面座位でのセックスは、何度も何度もイッてしまっていた。

お互いに離れられない…
それが結論だった。

お互いにお互いを受け入れるしか無かった。

こんなに好きでこんなに必要なのに
一人だけでは満足できない…

愛情不足で育ってきたからだろうか…
愛情を信じられないからだろうか…

二人には分からなかったが

これで幸せなら…と


桃子は自分の家に帰ると、母親はいたようだったが、静かだった。
リビングに行くと母親は泣いていた。

「ママ?」

「桃子…おかえり…」

「どうしたの?」

「彼…ね…奥さんと離婚してなかったの。」

「そう…なの。。」

「赤ちゃん、流産してしまって…そしたら彼ね、ホッとしたって。」

「え?自分の子なのに?」

「この年で、お産までいくには難しいって言われたけど…でも…彼が好きで、彼の子が欲しかったの。」

「そう。赤ちゃん可哀想だったね。私のだった一人の兄弟だったのに。」

桃子は母親にかける言葉がわからなくて、命が消えた赤ちゃんを思い可哀想としか言えなかったのだ。



好きな人の子…

私はまだ、秀ちゃんの子も松本君の子も欲しいと思わない…
まだ私は子供なのね
いつか好きな人の子が欲しいと思うのかな…

机に座り勉強をしながら考えていた。

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