この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桃尻娘はpeachpie🍑
第11章 好きだから…
30分後くらいに桃子は家に戻った。

とりあえず帰る事を母親に連絡を入れたのだった。

南條はもういなかった。

先ほどまで2人が抱き合っていたソファをちらっと見てから
桃子は
「誰か来ていた?」
と母親に聞いてみたが、母親の返事は「誰も来ていない」だった。

「うそつき…」
桃子は心の中で呟いた。
母親のそんな嘘をつくところが大嫌いだった。

桃子は何も言わずに家を出て南條のところに行った。

「今日は早い帰りだね。」
南條が言うと
「秀ちゃんも早いね?用事でもあったの?」

「いや…今帰ったんだ。」

「上がる?」

「さっき家に帰ったら、ママは男を連れ込んでいたの。別れたばかりなのに。」

「お話ししていただけじゃない?」

「抱き合って?」

「桃ちゃん見たの?」

「相手の顔はよく見えなかったけど…」

「そう、ママは辛かったんだよ。誰かに心の穴を埋めて欲しかったんじゃない?」

「私の心の穴が広がるのに…」

「桃ちゃん?」

「ママと結婚してあげたら?そしたらママの心は落ち着くんじゃない?」

「桃ちゃん?」

「ママを抱いた秀ちゃんには抱かれたくないの。なんでママなの?なんでまたママを?」

「綺麗で強そうで弱くて…一緒にいたら楽しいし…守ってあげたくて。桃ちゃんもママにそっくりだから。」

「もう…いい。。私は私で好きにやるから。もう私に構わないで。ママだけにして。ママを傷つけたら…承知しないから。。」

桃子は泣かないように堪えながら南條の家の玄関を閉めた。





/278ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ