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桃尻娘はpeachpie🍑
第6章 玩具
「電車の中で、誰かに…入れられたの…」

「え?電車で?」

冷たいお茶を出しながら南條は驚いた。

「今朝、お尻を触られて…私、その人を捕まえたの。だから…もう、痴漢なんて居ないと思ったの…」

「痴漢は沢山いるからな…困ったことに…」

「この間も、これを入れられたの。これで触られたことも…電車の時間が変わっても…」

「つけられて?」

「怖いの。ずっとつけられて、見張られているとしたら…怖くて堪らないの…」

桃子は恐ろしさに南條にしがみついた。


「こんな玩具を入れっぱなしにして、反応を見ているなんて、酷いよな…」


「私、感じちゃってたの。ただのこんな小さな玩具に、何度もイカされて、嫌だったのに身体が感じて…そんな姿を見られていたと思うと恥ずかしくて…」

「身体だけだろ?感じたのは。心から感じてないんだから、大丈夫だよ。」


桃子はローターをポケットから出した。

「私を弄る為にわざわざこんなのを買うのかしら…」

そして、スイッチを入れた。




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