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I can never thank you enough
第1章 桃☆マジック!~甘い果実酒にふわふわ~


「はな、口を開けてごらん」


陽輔の太ももを跨いで、二人向き合い、華子はその膝の上にちょこんと腰を下ろした。

桃酒のせいでふわふわとしている躯。

なんだかとても楽しくて、幸せな気持ちだ。
桃が上手に食べれないのはちょっと悲しいけれど、自分の名前を呼ぶ、ようちゃんの声色が甘くて、桃の甘みのようだった。

陽輔の自分を見つめる視線は色っぽく、アルコールでほろ酔いの華子の躯を更に酔わせていく。

華子は陽輔に言われるがままにその唇をそっと開く。


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