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I can never thank you enough
第1章 桃☆マジック!~甘い果実酒にふわふわ~
少量の桃の実が口の中から消えても、止むことの無いそのくちづけは、華子の躯のその中心を甘く響かせ続ける。
華子の耳に響くその水音。
くちゅくちゅと互いの口腔内を貪る音。
その音がなんだか凄くエッチな感じがして。
躯は素直に快楽に堕ちていくけれど、気持ちはすぐにはついてはいかない。
少しだけ我に返り、同時に華子は羞恥心に襲われた。
……ダメ、よう…ちゃ…
些細な抵抗を華子から感じた陽輔。
―――華子ダメだ。逃がさない
急に深まった、その行為の最中。
たまに我に返り急に恥じらいを見せるのは華子にはよくあることだった。