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I can never thank you enough
第1章 桃☆マジック!~甘い果実酒にふわふわ~
――― 恥ずかしい…。でも、ようちゃんとセックス――したい。
一緒に気持ち良くなりたいんだもん!
「おいっ!はなっ?!」
―――グビッグビッグビッ!
「はぁぁ~!」
陽輔の制止も間に合わないまま。
景気づけに飲んじゃえ~!とばかりに華子はテーブルの上に上がっていたそのコップを掴むと、勢いよく飲み干してしまった。
コップの中身はロックの桃酒。
強いその桃酒の原酒は、血液を巡るそれは華子の体温を上昇させ、一糸纏わぬ薄桃色に色づいた躯を薄朱色に更に染め上げる。