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I can never thank you enough
第1章 桃☆マジック!~甘い果実酒にふわふわ~
急に回ったアルコール。
華子は立っていられなくなり、何かで躯を支えようと手を伸ばす。
その細い腕を陽輔の方に差し出して。その肩に捕まろうとし、バランスを崩した。
「……ひゃ!はふんっ」
―――ドシン!
華子は素っ裸のまま、陽輔に向き合うように尻餅を付いてしまう。
その体勢は意図しないままに、陽輔の前に華子の全てを――その熱を孕んだクレバスが晒すことになって……。