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I can never thank you enough
第1章 桃☆マジック!~甘い果実酒にふわふわ~
そのゴツゴツした男性らしい手が、
華子の柔肌を愛しげに愛撫しながら、少しづつ上に移動していく。
その親指がそっと円を書くように華子の柔らかな内側に滑り込んだ。
「はああ……ん」
陽輔の手の動きに、今――華子の躯の全神経が集中していた。
華子の張りつめた神経とは裏腹に、陽輔のそのゆるりとした指の動きは、焦らすように続いて――。
思わず華子の口からため息のような声が漏れでてしまう。
「――――華子…、イイよね?」
―――よう…ちゃ…ん…ズルい
陽輔の――。
その悪戯な指の動きは止まることなく――。
かといって欲しい場所を触るでもなく―…。
羽根のような軽いタッチで、華子の内ももの感じる場所を堪能するように動いて。