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I can never thank you enough
第1章 桃☆マジック!~甘い果実酒にふわふわ~

その敏感な足の付け根を…そっとなぞった。


陽輔がくれる快感に、やがて華子の腰が揺れ始め、
もっと欲しいと――気持ちよさを追いかけ始める。

華子は、その陽輔の指を。
己自身の濡れそぼる場所に導きたくて。

無意識に恥骨を持ち上げ、
催促するような動きをしてしまっていた。

陽輔は華子の、その素直に快感を追う躯に反して。

妙に大胆なくせに、未だ恥じらいがあるそのギャップが陽輔を煽っているのだか、
……もちろん当の華子は気付いてはいない。


―――イイよね?


陽輔に耳元でそっと囁かれたら。華子はうんって頷くことしか出来ないのだ。
それは大抵恥ずかしいことに決まっているけれど。


―――ようちゃんがしてくれるコトは、気持ちイイことって決まっているんだもん。



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