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恋のたまご、割るのはダレ?
第2章 ブラックヒストリーというやつ




「聞きたいすか?」


貴也は、楽しそうに笑っている。
ゆうみは、ビールを飲みながら、苦々しい気持ちだった。
小さな頃からの付き合いで、お互いの両親同士は仲が良い。なにげに、マンションのおとなりさんだ。
中学生までは、当然の様に貴也の部屋へ出入りして勉強していた。
ところが高校生になると、貴也が素っ気なくなり、つきあいも途絶えた。
エントランスやエレベーターで鉢合わせる時には、貴也はたいがい女を連れていた。
背も高いし、スポーツも勉強も出来るし顔もまあ悪くないから、昔からモテていた。
(女を)ちぎっては投げ、ちぎっては投げ……
ろくでもない奴だ。
ゆうみは、腹の中で毒づく。
そして、女性陣に愛想を振りまく貴也の背中に頭突きを決めてやった。



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