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色華短編集
第20章 かおりの巻 出会い
そのころ・・・
『兄貴!!そう言えば女に金と何渡したんすか?』
リーダー各の男の横に座っている男が訪ねると無言のまま男はタバコを取り出す
『失礼します・・・』
すぐさま火を付けるとタバコを目一杯吸い込み一息置いてゆっくりと吐き出す
『あれは傷薬だ・・・』
ボソッと答える
『兄貴、優しいっすね♪』
その言葉に周りの男達は感心していると
『にぃ・・・ちゃん・・・これも・・・かい?』
助手席に座っていた弟がポケットから白いケースを取り出す
『お前!それは!?』
兄貴の顔が強ばる
『車の中に・・・落ちてた・・・』
弟からケースを奪い取り暫し見つめる
『兄貴、どうしました?』
険しい顔をしながら兄貴は呟く
『間違えて、媚薬渡しちまった・・・』
兄貴の脳裏に以前、取引先の組から貰った麻薬入り媚薬の事を思い出す
『媚薬位なら大丈夫でしょ♪』
男達は笑っていたが難しい顔のまま兄貴は
『あれは麻薬入りだ・・・』
呟くと腕を組み、目を閉じる
『急いで、戻るぞ!』
兄貴の言葉で急いでキャンプ場に向かった
『兄貴!!そう言えば女に金と何渡したんすか?』
リーダー各の男の横に座っている男が訪ねると無言のまま男はタバコを取り出す
『失礼します・・・』
すぐさま火を付けるとタバコを目一杯吸い込み一息置いてゆっくりと吐き出す
『あれは傷薬だ・・・』
ボソッと答える
『兄貴、優しいっすね♪』
その言葉に周りの男達は感心していると
『にぃ・・・ちゃん・・・これも・・・かい?』
助手席に座っていた弟がポケットから白いケースを取り出す
『お前!それは!?』
兄貴の顔が強ばる
『車の中に・・・落ちてた・・・』
弟からケースを奪い取り暫し見つめる
『兄貴、どうしました?』
険しい顔をしながら兄貴は呟く
『間違えて、媚薬渡しちまった・・・』
兄貴の脳裏に以前、取引先の組から貰った麻薬入り媚薬の事を思い出す
『媚薬位なら大丈夫でしょ♪』
男達は笑っていたが難しい顔のまま兄貴は
『あれは麻薬入りだ・・・』
呟くと腕を組み、目を閉じる
『急いで、戻るぞ!』
兄貴の言葉で急いでキャンプ場に向かった