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色華短編集
第20章 かおりの巻 出会い
あれから10数年…

親と折り合いが悪かった僕は家を出ていた
幸いそうなる事を見越していた祖父が親に内緒で土地とマンションを残してくれており、そこを拠点に小さいながらも会社を起こし仕事をしていた

[仕事もだいぶん軌道に乗ったし事務仕事をやってくれる人が欲しいな…]

そんな事で先週から広告を出したり人づてに捜していたがなかなかいい人は来なかった

[何が悪かったのかな…?]

事務所件自宅のソファで考えているとチャイムが鳴った

『は〜い!』

誰だろうとインターフォンに出る

『あっ…あの…すみません…広告の求人欄を見て…来たのですが…いいでしょうか…?』

しどろもどろだか女性の声だった

『解りました、今開けます』

玄関のドアを開けると髪はボサボサで身形もスーツだったが少しくたびれている

『どうぞ…』

女性を中に案内しソファに座らすとお茶をだす

『それでは履歴書を拝見しましょうか…』

女性は封筒から履歴書を取りだし僕に渡す
使い回しているのかかなりヨレヨレだ

[ !! ]

僕は履歴書を見て驚いた

[かおりさんだ…!]

驚きのあまり履歴書の写真と本人を何度も見比べた

『あ…あの…古い写真だと…まずい…ですよね…』

見返す僕の行動にオドオドした様子で答える

『いえ…大丈夫ですよ』

かおりさんに心配しなくてもいいように伝え、履歴書に目を通す

[あれから何度か引っ越しているんだ…]

学歴だけでいいものの何時引っ越したまで書いてある
一通り目を通した後、いくつか質問をする

彼女はそれに全て答え問題なかった
僕はタバコに火を着け暫く彼女の身体を舐め回す様に見る

[苦労したんだな…あの豊満だった身体も痩せて顔も老けて見える…]

そんな事思いながらマジマジと見ていると

『あっ…あの…どうでしょう…?』

不安な顔で尋ねてくる

『問題ありません!それでは今から健康診断しますので取り敢えず服を脱いでますか?』

『えっ…!』

突然の事に驚く彼女
少し間下を向いていたが意を決したのか

『わかりました…』

彼女は立ち上がるとスーツを脱ぎ始める
昔みたいに豊満な胸と尻は少し垂れていたが幸い腹回りは苦労したのだろう、まだましだった


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