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色華短編集
第25章 絵美の巻 再会
『どういう事なの!!』

私は担当者に声を荒げる

『すみません、完全にこちらの手違いで申し訳ありません!』

出張で山奥の施設に1日掛けて来たのだけど先方のミスで2日の空きが・・・

取り敢えず次のお客様に御詫びの電話を入れた後、少し途方に暮れる

『どうしようかしら・・・』

ここはかなりの山奥、街へ出るのに3時間以上はかかり宿泊先も出張先のここしかない

『せっかくだからドライブでもしましょ・・・』

思い切って乗って来たレンタカーでドライブする事にしました

『〜♪』

鼻唄混じりに峠道をしばらく走った所で途中、開けた所を発見

『あそこで少し休憩しよ』

車を停め辺りを見回しながら深呼吸をしていると下に渓流を発見

『時間もあるし行ってみましょ♪』

少し歩いた所に道を見つけたので渓流に向かいました
草木を掻き分け到着すると早速裸足になり足を浸ける

『ヒヤッ♪』

水はとても綺麗で冷たく周囲も静かでいい感じ

『気持ちいい♪』

しばらく涼を楽しんでいると声が聞こえてきました

『誰かいるのかな?』

岩場を越え覗いて見ると子供達が水遊び

[そっか・・・今は夏休みか・・・]

子供が出来ない私には無関係な事なので戻ろうとすると1人が私に気付き声をかけ近付いてきました

『おばちゃん!どこから来たの〜?』

すると瞬く間に他の子達も集まって来て

『なにしてるの〜?』

等、質問責め、戸惑いつつも子供達を見るとみんな全裸・・・
皮の被ったかわいいオチンチンをプラプラさせていました

[あら、可愛い♪]

よく見るとみんなで6人位、小学校低学年位の子が5人と高学年の子が2人

[この子、皮被っているけど、結構大きい♪]

高学年の1人にムラッとする私

『僕達だけなの?』

『そうだよ〜♪』

と揃って返事が返ってきました
話を聞くと子供達は少し下った集落に住んでいて山に遊びに来たのだけど、汗をかいたから水遊びをしていたそうです

『おばさんも一緒に遊ばない?』

1人が言い出すと他の子も

『いいでしょ!』

『一緒に遊ぼ!』

と言い出しました

当然予定などないから私はOK、子供達と遊ぶ事にしました。
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