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色華短編集
第28章 小夜子の巻 魔性の女
浴衣が開かれ胸と下着が露になる

[ !! ]

僕はただただ驚きオドオドしながらも女性の身体を凝視する

『ははっ♪マセガキにしてはウブだねぇ〜♪』

女性は笑いながら浴衣を直すと煙草に火を着ける

『坊や、どうだった?』

煙草の煙を吹き掛けながら僕の顔を覗き込む

『きっ、綺麗です!もっと・・・見たいです!!』

耳が熱くなるのを感じながら再び思った事を口にする

『ははっ♪気に入った!良いもの見せてやるから、こっちに来な!』

女性は立ち上がると僕の手を掴みゲームコーナーを後にする

『えっ!?あの・・・』

状況が飲み込めない僕は女性に連れられていく

『あっ!そうだ、私の名前は小夜子!あんたは?』

突然の質問に

『えっ!?僕は・・・僕と言います』

『それじゃあ僕君!よろしく!』

小夜子と名乗った女性はニッコリと笑うとある部屋へと連れ込む

『着いたよ!』

部屋の中は壁一面ガラス張りで後は布団が敷いてあるだけだった

[初対面でいきなりエッチ!?]

布団を目の当たりにした僕はエッチな妄想を膨らませる

『あんた!布団を見てセックス出来ると思っただろ!』

小夜子さんに図星を突かれ焦る

『えっ!?いや、その・・・』

モジモジする僕を笑いながら

『ここはある事に使う部屋でね、まぁ・・・見てみな!』

小夜子が指差した先に写し出された光景に驚く

『これって・・・!?』

ガラスに写っているのは健康ランドの浴場の光景だった

『そうよ!この部屋はマジックミラーで中が一望できるの!』

僕は驚きのあまり思わず呟く

『これって・・・犯罪じゃあ・・・?』

小夜子はしゃがむと僕の股間を強く握る

『オチンチン固くしながら何言ってるの?』

返す言葉の無い僕の金玉やオチンチンをニギニギしながらニヤニヤ笑いながら

『オチンチンを固くしている時点であなたも共犯よ♪』

大人ならここで一言、二言目返す言葉があったのだろうが子供の僕には言われるがままだった

『ふふっ♪固い話はこれぐらいにして楽しみましょ♪』

小夜子は立ち上がると僕にこの部屋を案内し始めた・・・

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