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第32章 千草の巻 淫夢覚醒

『ハァ！ハァ！ハァ！』

息を切らせている私に彼は

『予想通りの雌豚だよお前・・・』

『でも・・・なぜ・・・わかったの・・・？』

『お前、俺が話しているとき、ずっとイキそうな顔だったからな』

『そっ！そんな・・・』

私は彼に図星を突かれ返す言葉がありませんでした

[この人なら私を満足させてくれる・・・]

そう思った私は意を決しました

『お願い！私を解放し・・・』

『断る!!』

私の話が終わる間も無く彼は申し出を断りました

『なっなぜ!?』

才色兼備で今まで色々な男達から告白さ続けてきた私からの申し出が断られるのに驚きが隠せられず困惑していると

『お前、自分が頭が良く美人なのに何故だと思っているだろ』

再び図星を突かれ固まる私の頭を掴むと

『俺はデブ専なんだよ!!付き合って欲しけりゃ100キロ越えてから来い!!』

そういい放ち突き放しました

『わかったわ・・・』

私は笑う彼を睨みながら部屋を後にしました・・・