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色華短編集
第37章 4人の巻 市民プール
『ふぇぇぇ〜ん…ごめんなさい…』

『都!このガキ知り合いかよ?』

『うん、紹介するわ、友達の姪っ子の愛美ちゃん』

『よ・ろ・し・く・ね!』

ルーシーは睨みながら改めて愛美に挨拶する

『痛たた…都ちゃん!お兄さんと乳オバケと知り合いなの?』

『なっ!』

『プッ♪』

都は吹き出し、ルーシーは飛び掛かろうとするが青年に押さえられる

『愛美ちゃん!
お兄さんはコーチ言うて前働いてたジムの水泳の先生
乳オバケはうちの友達の娘さん、ここにはおらんけどアシュリンってあんたらと同い年の妹がおるで』

『都〜っ…』

都の紹介にルーシーは膨れる

『改めてよろしくね♪コーチ♪乳オバケ♪』

『殺す!!殺すよ!!』

再び飛び掛かろうとするルーシーをコーチは苦笑いしながら羽交い締めにする

『都さんは愛美ちゃんと2人で来たのですか?』

『ちゃうで!友達とその姪っ子達の4人や!』

『澪となつえちゃんも行方不明なん?』

『あんたら2人がはぐれるからやろ!』

呆れる愛美の頭をグリグリする

『ごめんなさぁぁぁ〜い』

『それじゃあ、行くわ!あんたらも楽しみや♪』

すると愛美はコーチに向かって手招きをする

『お兄さん!お兄さん!』

『なんだい?』

愛美の目線に合わせてしゃがんだ途端

『今日はありがとね♪』

顔を掴みキスをする

『まぁ♪』

『なっ!?』

愛美の行動に呆気にとられたが

『なっ!何するよ!!』

『お兄さん♪乳オバケに苛められたらいつでも慰めてあげるからね♪』

そう言うと人混みの中に駆けてゆく

『あっ!もう!ほな行くわ、2人共、仲良くな♪』

都は別れを言うと慌てて愛美を追いかけて行く

トントン…

愛美の行動に未だ固まっているコーチの肩を叩く

『ルッ…ルーシー…さん…』

ゆっくり振り向くと顔を引き攣らせたルーシーが睨む

『やっぱり…別れるよ…』

『まっ…待って下さい!』

帰ろうとするルーシーを後ろから抱き締める

『まっ!待って下さい!ぼっ…僕にはルーシーさんしか居ないんです!』

少しの沈黙の後

『今夜は寝かさないよ!!』

『はっ、はいっ!』

ルーシーはコーチの手を握るとプールを後にした…

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