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色華短編集
第50章 千草の巻 サウナ
物置の中はサウナ以上の暑さ、首が絞まり呼吸もおぼつかない中、絶頂を迎え続けた千草の意識は朧になってくる

[いけない・・・そろそろ・・・やめないと・・・]

足を踏ん張り立ち上がろうとするが、自分の潮や汗、汚物で滑ってしまい思うように立ち上がれない

[何とかしなきゃ・・・!]

しかし、焦れば焦る程足下は滑り縄が食い込む

[ア・ア・ア・ダ・・・メ・・・♪]

プシャァァァァーーーッ!!

やがて千草は絶頂を迎えつつ意識を失ってしまうが

ウゾッ・・・

ウゾッ・・・

今度は身体を這い回る感触で意識を取り戻す

『な・・・に・・・!?』

首が吊られているのでよくは解らないが感触から虫というのは解る

虫は汚れた下半身を中心に徐々に上へ上へと這い上がる

『ま・・・さか・・・虫・・・まで・・・最高の・・・御褒美だわ・・・♪』

やがて虫は全身を這い回り千草の穴へ穴へと入り込む

ウゾウゾウゾ・・・

ギチギチギチ!!

内外問わず這う虫と食い込む縄に灼熱の物置

[アアッ!!やっぱりやめられないっっ!!]

千草は再び快楽に溺れながら意識は遠退いく中、人影が目に写る

[これから・・・楽しみだわ・・・♪]

この後の展開を期待しながら千草は完全に意識を失った・・・


千草の巻 サウナ 完
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