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色華短編集
第13章 都の巻 独身寮
〜朝〜

『あ〜疲れた・・・』

徹夜明けの身体を引きずり部屋に向かう息子

隣の部屋から騒ぎ声が聴こえる

[おうっ♪おうっ♪]

[おらっ!全部飲み干せよ!!]

よく聴くと男女がまぐわる声

[朝から元気やなぁ・・・]

苦笑いし部屋に入ろうとするとその部屋から裸の友が出てくる

『おう!朝から元気やなぁ〜』

息子に声を掛けられ固まる友

『よ・よう・・・お疲れさん・・・』

オドオドしながら返事をする

『何、キョドってんだよ♪』

オドオドする友におかしいと思いつつも疲れからかあまり気にせず冷やかす息子

『あ、あぁ・・・昨日Aがナンパしてきた女をみんなで楽しんでるんだよ・・・』

息子は笑いながら

『Aも好きだなぁ〜』

友もそれに合わせて笑うと

『ところでかーちゃん部屋か?』

突然の問いに友は背筋が凍るが

『おばさんなら・・・朝一・・・用事があるって帰ったよ・・・』

内心ドキドキしながら答える

『そっかぁ〜丁度いいわ♪俺、さっきの件で明日から出張だよ・・・』

その言葉を聞き友は少し安堵する

『お・おう!!気を付けてな!』

終始おかしな友を後にし部屋に戻ろうとすると

『待てよ!!』

部屋からAが出てきて引き留める

『なんやぁ〜』

疲れている息子は面倒くさそうに返事をするがAはニヤニヤしながら

『寝るまでに一発抜いていけよ♪』

『はぁ〜?』

Aの申し出に少し悩む
疲れていてちょっとでも早く寝たいのだが出張先に歓楽街は無いことを思いだし

『じゃあ、頼むよ』

そう言うとAの横にいた友の顔が一気に青ざめる

『息子・・・おま・・・』

何か言おうとした友の肩を叩き

『お前やり過ぎだ!顔色悪いぞ!』

息子は笑いながら部屋に入ると中は生臭い臭いが立ち込め搾り取られた寮生がグッタリと横になっている

ピチャッ!

ピチャッ!

部屋の真ん中には四つん這いでBのペニスを舐める豊満な女がいた
頭から布団を被せられ尻だけが露に突き出されている

『これ・・・みんなでやったのか?』

『ああっ!おばさん性欲強すぎて参ったよ・・・おばさん、新しい男来たよ〜っ♪』

布団の上から頭を叩く

『早くぅ〜っ!オチンチンちょぉだぁい〜!!』

布団が邪魔してよく聞き取れなかったが尻を振ってアピールしているので欲しいという事はすぐ解った



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