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微Sな同僚に犯されて
第1章 はじめてのS?
奥の部長席で岡田部長の椎名を呼ぶ声が聞こえた。その声に椎名は立ち上がり、凛に目配せしてから足早に奥へ向かう。それを自席から見やり、凛は立ち上がる。空だったと嘘をついて岡田部長にメモリースティックを渡せば新しくデータを入れてもらえるに違いない。そうすれば叱責を受けることも、憧れの君から呆れられることもない。
凛は椎名から渡された空のメモリースティックをぎゅうっと握りしめ、岡田部長と椎名のいるオフィスの奥へと歩き出した。
「お、岡田部長……あの」
恐る恐る声を出すと椅子に腰掛けていた岡田部長と隣で立っている椎名の2人が凛を見つめた。
「どうしたんだい、渋沢さん」
「あのメモリースティック……私が預かったのも空っぽで」
「ええ? 君に渡したのもデータが入ってなかったの?」
「はい……だから、その」
おもむろに右手を上げ、折っていた指を伸ばし、メモリースティックを岡田部長に差し出した。
凛は椎名から渡された空のメモリースティックをぎゅうっと握りしめ、岡田部長と椎名のいるオフィスの奥へと歩き出した。
「お、岡田部長……あの」
恐る恐る声を出すと椅子に腰掛けていた岡田部長と隣で立っている椎名の2人が凛を見つめた。
「どうしたんだい、渋沢さん」
「あのメモリースティック……私が預かったのも空っぽで」
「ええ? 君に渡したのもデータが入ってなかったの?」
「はい……だから、その」
おもむろに右手を上げ、折っていた指を伸ばし、メモリースティックを岡田部長に差し出した。