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微Sな同僚に犯されて
第1章 はじめてのS?
優秀さと態度の悪さは比例するものなのか、そんな疑問を抱きつつ、凛は時間ぎりぎりまで資料をまとめることにした。まずはトップの椎名の成績からフォーマットを埋めていく。氏名、生年月日、入社年月日、今まで在籍していた部署、主な仕事内容。彼は入社から営業一本だから入力の手間は省けた。しかし成績は大口からこまごましたものもあって、簡潔にまとめるのにかなり時間を食ってしまった。
壁の時計を見れば19時ジャスト。凛は慌ててパソコンの電源を切り、オフィスをあとにした。運良くすぐに開いたエレベーターに飛び乗り、1階のロビーへ向かう。
そこに長身の彼はいた。凛を見つけると彼女を睨んだ。その目つきに凛は身も心も萎縮する。申し訳なさそうに駆け寄る凛。
「初日から遅刻かよ」
「ご、ごめんなさい。部長に頼まれた人事データを」
「人事データ?」
「はい。今朝ありがとうございました。あのメモリ-スティックです、頼まれてて」
「なくしたメモリースティックに入力されてたのは人事データだったのか?」
椎名は目を大きく開いた。その驚いた様子に凛は言ってはいけないことを口走ったことに気付く。いけない、内密にと言われていたこと……しかし時既に遅し。驚いていた椎名は目を細めるとニヤリと笑った。
壁の時計を見れば19時ジャスト。凛は慌ててパソコンの電源を切り、オフィスをあとにした。運良くすぐに開いたエレベーターに飛び乗り、1階のロビーへ向かう。
そこに長身の彼はいた。凛を見つけると彼女を睨んだ。その目つきに凛は身も心も萎縮する。申し訳なさそうに駆け寄る凛。
「初日から遅刻かよ」
「ご、ごめんなさい。部長に頼まれた人事データを」
「人事データ?」
「はい。今朝ありがとうございました。あのメモリ-スティックです、頼まれてて」
「なくしたメモリースティックに入力されてたのは人事データだったのか?」
椎名は目を大きく開いた。その驚いた様子に凛は言ってはいけないことを口走ったことに気付く。いけない、内密にと言われていたこと……しかし時既に遅し。驚いていた椎名は目を細めるとニヤリと笑った。