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微Sな同僚に犯されて
第1章 はじめてのS?
どうしてなくしてしまったのだろう。
1週間の猶予をあげるから見やすいように表にまとめてほしいと言われて3日が過ぎたところだった。
データのコピーは厳禁だとメモリーをもらうときに部長から念を押された。内容からして当然だ。就業時間内にそれを行うのは危険だからデータをまとめるのは皆が帰った後にしてほしい、とも言われた。本来なら部長がする仕事なのだから。だって、一般事務の凛が直属上司に頼まれたからといって見ていいはずもない機密資料だった。
昨日一昨日と月末だったこともあり、ほかの仕事が立て込んでていて預かった人事データは後回しになっていた。さあ片付けようと、オフィスで一人になったところで引き出しを開けたが肝心のメモリーがない。手のひらに収まる小さなサイズ、色味はグレー。無機質なオフィスでは見事な保護色だ。凛は引き出しすべてを開けてくまなく探している。
しかしない。どこにもない。鍵付きの一番上の引き出しに保管していたはずなのにない。何かの拍子に下に落ちたのかと2段目3段目の引き出しも見るが書類とファイルだけだった。
どうしよう……。
そのとき、オフィスのドアが開いた。
1週間の猶予をあげるから見やすいように表にまとめてほしいと言われて3日が過ぎたところだった。
データのコピーは厳禁だとメモリーをもらうときに部長から念を押された。内容からして当然だ。就業時間内にそれを行うのは危険だからデータをまとめるのは皆が帰った後にしてほしい、とも言われた。本来なら部長がする仕事なのだから。だって、一般事務の凛が直属上司に頼まれたからといって見ていいはずもない機密資料だった。
昨日一昨日と月末だったこともあり、ほかの仕事が立て込んでていて預かった人事データは後回しになっていた。さあ片付けようと、オフィスで一人になったところで引き出しを開けたが肝心のメモリーがない。手のひらに収まる小さなサイズ、色味はグレー。無機質なオフィスでは見事な保護色だ。凛は引き出しすべてを開けてくまなく探している。
しかしない。どこにもない。鍵付きの一番上の引き出しに保管していたはずなのにない。何かの拍子に下に落ちたのかと2段目3段目の引き出しも見るが書類とファイルだけだった。
どうしよう……。
そのとき、オフィスのドアが開いた。