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微Sな同僚に犯されて
第1章 はじめてのS?
凛がコンロの火を止めたのを合図に椎名は立ち上がった。カップ麺の包装を骨っぽさのある指でひっかき、乱暴にはぎ取りながらキッチンに来る。
あの指で、そこを掻き回された。
その刺激を思い出し、恥ずかしさに頬を赤らめた。凛は太腿をピタリと閉じて力を入れた。
「お前も食えよ。腹が減っては、って言うし」
「は、はい」
「開けてやるよ」
凛が手にしていた春雨スープを取り上げ、椎名は人差し指でかりかりと引っ搔くようにして薄い包装を剥がした。そしてふたを開け、やかんから湯を注ぐ。
「あんたさ、岡田部長といつから付き合ってんの?」
「いえ。付き合ってません」
「嘘つかなくていいよ。人事データ預けるくらいなんだし」
「本当に付き合ってません」
「じゃあ仮に付き合ってないとして、岡田部長のことは好きなワケね」
「それは……」
椎名はやかんをコンロに戻してカップの蓋を閉める。岡田部長には好意を寄せている。ても奥さんも子どももいる部長と実際に付き合いたいとは考えていないし、想像もつかない。ただ、あの優しさに抱かれてみたいと夢をみているだけ。
あの指で、そこを掻き回された。
その刺激を思い出し、恥ずかしさに頬を赤らめた。凛は太腿をピタリと閉じて力を入れた。
「お前も食えよ。腹が減っては、って言うし」
「は、はい」
「開けてやるよ」
凛が手にしていた春雨スープを取り上げ、椎名は人差し指でかりかりと引っ搔くようにして薄い包装を剥がした。そしてふたを開け、やかんから湯を注ぐ。
「あんたさ、岡田部長といつから付き合ってんの?」
「いえ。付き合ってません」
「嘘つかなくていいよ。人事データ預けるくらいなんだし」
「本当に付き合ってません」
「じゃあ仮に付き合ってないとして、岡田部長のことは好きなワケね」
「それは……」
椎名はやかんをコンロに戻してカップの蓋を閉める。岡田部長には好意を寄せている。ても奥さんも子どももいる部長と実際に付き合いたいとは考えていないし、想像もつかない。ただ、あの優しさに抱かれてみたいと夢をみているだけ。