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微Sな同僚に犯されて
第1章 はじめてのS?
凛は異様に緊張した。同僚に視姦されているのだから。椎名の鋭い視線は凛の右の胸の膨らみに、そして次に左の膨らみに移る。横になっていても適度に盛り上がる白い丘、その頂上には桜色の突起がついて、椎名が腰を動かす度に恥ずかしげに揺れる。


「結構あるんだな、胸」
「……そ、そうですか?」
「いい形してる。そそるわ」
「……恥ずかしいから、もう、いいですか?」


凛は裾を下げようとした。明るい室内でこれ以上視姦されるのも嫌だ。


「ダメに決まってんだろ。そのまま晒しとけよ」
「でも」
「お前に拒否権は無いの。見られるのが嫌なら目をつむってろよ。ついでに岡田部長の顔でも思い出してれば? 岡田部長に抱かれてる気分になれるかもよ」


ネグリジェを下ろさせてもらえないのが分かると凛は素直に目を閉じた。その瞼に映るのは岡田部長だ。優しく接してくれる理想の上司。自分の体を貫くこの男が岡田部長だったらどんなに……。


「お。締まったな。お前ホントに岡田部長を妄想してんのかよ」


凛は目を閉じたまま横を向いた。手はネグリジェの裾を持ち、たわわに実る胸の上でそれをぎゅうと押さえている。悔しいけれど岡田部長だと勘違いしていれば苦しくない。焦らすようなゆっくりとした揺れも、想像している岡田部長のセックスに近い。部長、部長……、そう脳内で懇願しているときだった。

“カシャリ”


乾いた機械音がして、凛は目を開けた。

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