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微Sな同僚に犯されて
第1章 はじめてのS?

横に向いていた凛にも顔を真上に戻す。その視線の先には椎名の顔を隠すようにスマホがあった。
「や、やめて!」
「やめねえよ」
カシャリ、カシャリ。再びシャッター音がした。椎名はスマホの画面を見詰めながらニヤニヤと口元を引きつらせていた。
「嫌がる顔も可愛いじゃん。さっきの目をつむって気持ちよさそうにしてんのもいいけど」
「やめて! やめてってば!」
今度はピコンという電子音を鳴らしてスマホをゆっくりと傾け出した。そのレンズの先は凛の顔から首、鎖骨、胸、腹へと移動していく。
「クチャクチャと音を鳴らしてやらしいね。愛液でぬらぬら光ってんのがスマホの画面越しにも見えるわ。清楚なふりして実はスキモノ?」
椎名はふたりの密着した部分を撮影しているようだ。しかも写真ではなく、動画だ。
凛はネグリジェを掴んでいた手を離し、椎名の持つスマホに手を伸ばす。指先がその冷たい機器に触れた瞬間、椎名は、おっと、と言いながら手を上に逸らした。
「今の消して!」
「なんだよ、その言い方。お願いする態度かよ」
「ご、ごめんなさい……消してください」
「いいよ、今晩ちゃんと相手してくれたら」
「や、やめて!」
「やめねえよ」
カシャリ、カシャリ。再びシャッター音がした。椎名はスマホの画面を見詰めながらニヤニヤと口元を引きつらせていた。
「嫌がる顔も可愛いじゃん。さっきの目をつむって気持ちよさそうにしてんのもいいけど」
「やめて! やめてってば!」
今度はピコンという電子音を鳴らしてスマホをゆっくりと傾け出した。そのレンズの先は凛の顔から首、鎖骨、胸、腹へと移動していく。
「クチャクチャと音を鳴らしてやらしいね。愛液でぬらぬら光ってんのがスマホの画面越しにも見えるわ。清楚なふりして実はスキモノ?」
椎名はふたりの密着した部分を撮影しているようだ。しかも写真ではなく、動画だ。
凛はネグリジェを掴んでいた手を離し、椎名の持つスマホに手を伸ばす。指先がその冷たい機器に触れた瞬間、椎名は、おっと、と言いながら手を上に逸らした。
「今の消して!」
「なんだよ、その言い方。お願いする態度かよ」
「ご、ごめんなさい……消してください」
「いいよ、今晩ちゃんと相手してくれたら」

