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第1章 はじめてのＳ？

ゴツゴツとした大きな男の手が凛の腰骨の下を通過して、その指先が着いたのは、敏感な蕾だ。皮をめくり上げ、直にその粘膜の突起を擦り上げた。


「やあっ！」
「感度抜群だな。クリトリスも好きなわけね。ほら」
「やあああっ！」


椎名の指は容赦なく凛の蕾を押した。ぐりぐりと押し撫でたかと思えば、乾いた指の腹でゴシゴシと擦る。あまりの刺激に凛の腰はピクリピクリと跳ね上がる。その度に凛の秘壺は椎名のそれと擦れ合い、Ｇスポットを刺激されて凛は力を入れてしまう。


「締まるわ。そういや給湯室でもクリトリスいじられて濡らしてたしな。こんなに感度いいってコトは、普段から一人でしてるわけね」


うわあエロ女、と椎名はリンの耳元で囁く。もちろん、蕾への悪戯もやめてはいない。ぐりぐり、ゴシゴシと刺激を与え、その度に凛の腰は動き、まるで凛が好き好んで腰を揺らしているようにも見えた。


「ふうん。岡田部長を思いながらオナニーか。おかずにされてると知ったら岡田部長もおどろくだろうね」
「や、やめて……言わないで」
「岡田部長おかずにオナニーは認めるんだ。ほらイけよ。目をつむって岡田部長思い出してさ」


そう言って椎名は腰をぐいぐいと凛の尻に押し付けた。その重みで蕾も椎名の指の腹に食い込む。容赦なくこする指に凛は再び頂点を迎えた。