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第2章 おまじないのキス

白い格子状のフェンスにしがみつく。スカートはまくれて、白い尻が日に当たる。


「ふたりで直帰って、怪しいだろ」
「怪しいコトなんて……やっ、やめて」


その桃尻の隙間に椎名のごつい指が忍び込む。ショーツは膝まで下ろされて、大きく足を開くことはできない。ピタリとついた太腿の隙間をグリグリと強引に椎名は手を突っ込んだ。彼の長い中指は凛の秘壺の入り口に達した。まだ濡れてはいないそこに強引にねじ込む。


「痛い……や……」
「やめねえよ」


乾いた指先を入れたり出したりし、椎名は凛の痛がる声がきこえないかのように無視している。


「岡田部長にいじられたんだろ、ここ」
「そんなことしてない……ほんとにしてないの」
「じゃあ、こっちは」
「え……やっ！」


椎名は中指を秘部入口にあてたまま、親指を尻の穴にあてた。ぐい、と先を押し込む。突然の行為に緩んでいた穴は椎名の親指をうけいれてしまった。めりめりと中に入っていく。


「痛い……やめ……て」
「そう？　ケツの穴も前の穴もひくついてるじゃんか」
「それは、痛いから……やっ、やああっ」


椎名の指は容赦なく凛を苛める。凛はフェンスにしがみついて耐えるしかない。