この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ただ一つの一対
第2章 少女は夢を見る
 
「いや、いいんじゃねぇか? あの年になりゃ、女遊びの一つもしたくなるだろ。なるほど、あいつはお前みたいなのが好みなんだな」

「私は、そのような関係では……」

 だが則宗は美和子の言葉を聞かず、美和子の顎を取る。

「宗一郎は俺の跡目だ。だが、あいつはそれを嫌がっている。お前も、未来の組長の妻になりたいだろ? あいつが勝手に逃げ出さないように、協力してくれないかねえ」

「協力……?」

「なに、簡単な話だ。お前はもうあいつの女なんだから、体でも何でも使って骨抜きにすればいいんだ」

 則宗の手が顎から離れ、美和子の胸を乱暴に掴む。同年代の娘より大分成長しているそれは、医者以外の男に見せた事も触らせた事もない。反射的に飛び退こうとすると、腕を押さえられ組み敷かれた。

「せっかくだから、俺が直々に仕込んでやるよ。たまにはガキの肌も、悪くはないしな」

 中学生にもなれば、仕込む、という言葉の意味も充分に理解出来る。凍り付く背筋は悲鳴を呼び起こすが、声が出る前に口を布で塞がれてしまった。

 服は破り捨てられ、則宗の手は勝手に美和子を弄る。まだ大人になりきれていない美和子に、逃げる術はなかった。
 
/219ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ