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第1章 はじまり

バサリ、と覆い被さった吉宗は
私の足をパッカリと開きながらゆっくりと起き上がった。

「ねー、ルイ、ちょっと今日興奮してるかも」


ピリリ、とアルミのケースを破った吉宗は
ピンクとも黒ピンクとも言えるような
美少年の持ち物とは言い難い、ペニスを
私の蜜まみれの入り口へと当てる。


「だから、強めに突きたい」


まだ、挿れられてもいないのに、ぎゅう、っと
筋肉の収縮が始まる。


疼いている。

私の、たわわに熟れて甘く誘う果実が
吉宗の雄を待ちわびている。

きっと、強くなんて押し入られたら
あっという間に潰れて、ぐちゃぐちゃになってしまう。

「いい？」


首を傾げながら、優しく声をかけられた。


「んっ、や、ゆっくり、シ、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」


ニヤリと笑った吉宗が
瞬間、私を貫いていた。

膣壁をぐわり、と押し退けながら凄まじい圧で私の中を抉っていく。

「んっ、はぁん、はあっ」

吉宗の顔は一切変わらない。
私の焦る、そして、ヨガル様子を暫く楽しそうに眺めて


そして



「やべ、イクっ」


私よりも先に果ててしまう。

「っぅっ」


強めに突きたい、と言った時は大概そうだった。