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再愛
第6章 再愛
だからよ。
哲朗さんの優しさは、まるで映画やドラマのワンシーンの様に、私の凍った心を溶かして、優しい気持ちにしてくれた。


心から笑うって事も忘れていた。

哲朗さんと出逢ってからは‥‥
私の目の前に幸せがあった。

自然と口角が緩んで笑っていた。

何気ない優しさは、その人の心に自然に芽生えているのよ。

ランチを普通に食べていて、ピザのパン屑が唇についていても、気づかなければ気にしない。

哲朗さんはね、

「夏海」

名前を呼んで、微笑んで‥パン屑を指で唇からそっと取ってくれたのよ。

「子供みたいだな」

そう言って、恥じらう私を見て、こう言ったの。

「柔らかい唇。
ここを出たら、キスしょうな」

女ってね、
こういうの凄く嬉しいの。

そういう優しさを掛けられるって、私を本気で好きだからでしょ?

例え、偽りの時間の中で恋人を演じていたとしてもね、好きになってしまうの。

心が『いけない!』を超えちゃうのよ。

いつの間にか、本気で愛していた。


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