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第6章 再愛

あなたを愛していたから、あなたの望むセックスを楽しんだ。

浴室のバスタブの中で、あなたは私を自分の上に座らせ、そっと私の中に肉棒を差し込む。

ちゃんと入るように、私にキスをしながら、乳首を捻る。
あなたの指先に敏感に感じる乳首。
私はあなたの肩を抱いて、エッチな顔を正面から見る。

悪戯な笑顔のあなたは、「夏海の中に入っちゃた」なんて、今更な事を言う。

温まる湯船の中であなたとぴったり密着する。

私の中のあなたは、セックスを欲しがった。


あなた‥‥
こういう、イチャイチャする身体のコミュニケーションに飢えていたよね？

きっと、あなたの奥さんは形だけのセックスはするけど、あなたが望むセックスは出来ない人だったんじゃない？

私、あなたの身体好きだった。

正直に真っ直ぐでエッチでやらしくて、欲望いっぱいで‥‥

セックスに限界があるなら、あなたと限界までイキたい。
そう思ったから、ヤラシイ女になるのよ。

上品なセックスは、つまらないでしょ？

あなたの奥さんに、唯一、私が勝てる武器があるならば‥‥
多分、それは‥‥セックス。

私は淫乱女にだってなれた。

純粋にあなたを欲しがるメス。

あなたの感触を残す身体でいいの。

あなたに一番近い場所で繋がるのは、私。