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再愛
第6章 再愛
哲朗さんに抱かれながらも、身体は悦ぶのに、心は寂しい。
手に入らない人を好きって、辛い。
終わりにしないとと思うと、余計辛い。
宙ぶらりんは、辛いのを通り越して苦しい。
私から別れを言う勇気なんてない。
好きで好きで堪らない。
愛人ってさ、愛の人って書くけど、
そう呼ばれるの‥‥イヤ。
私の身体は、心と裏腹に反応をする。
身体を反って、あなたを受け入れ、気持ちいいとよがる。
あなたを抱きしめた。
抱いた不安と不満を頭から追い出したくて‥‥
「好き‥‥大好き‥哲朗さん」
私は口にしていた。
「夏海‥‥」
「好き‥‥」
「‥‥‥‥」
私達は無我夢中で互いの身体を絡ませた。
一つになって繋がりながら、あなたの欲望が満たされるまで‥
私はあなたを抱きしめた。
あなたの香りが好き。
あなたのその顔が好き。
あなたの声が好き。
嫌なところが霞んでしまう程、好き。
手に入らない人を好きって、辛い。
終わりにしないとと思うと、余計辛い。
宙ぶらりんは、辛いのを通り越して苦しい。
私から別れを言う勇気なんてない。
好きで好きで堪らない。
愛人ってさ、愛の人って書くけど、
そう呼ばれるの‥‥イヤ。
私の身体は、心と裏腹に反応をする。
身体を反って、あなたを受け入れ、気持ちいいとよがる。
あなたを抱きしめた。
抱いた不安と不満を頭から追い出したくて‥‥
「好き‥‥大好き‥哲朗さん」
私は口にしていた。
「夏海‥‥」
「好き‥‥」
「‥‥‥‥」
私達は無我夢中で互いの身体を絡ませた。
一つになって繋がりながら、あなたの欲望が満たされるまで‥
私はあなたを抱きしめた。
あなたの香りが好き。
あなたのその顔が好き。
あなたの声が好き。
嫌なところが霞んでしまう程、好き。