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再愛
第6章 再愛
「あ、知ってました?
また、恐竜展やるんですよ」
「えー‼︎
行きたい」
「じゃあ、ご一緒しませんか?
どうせ見るなら、同じ恐竜好き者同士。
勿論、娘さんもご一緒に。
俺が邪魔じゃなかったら」
私がバツ1で子供が居るのは、一心さんも知っている。
一心さんもバツ1だった。
美樹も一緒でと言ってくれる一心さん。
恐竜展をきっかけに三人で会う機会が増えた。
美樹には、一心さんを絵手紙教室のお友達と告げた。
美樹は、一心さんに対して抵抗もなく、すぐに仲良くなった。
「たまには私抜きでデートしたらいいのに」
なんて、一心さんの前で平気で言ってしまう程。
「気にしないでくださいね。
少し、ませた事言いたい年頃なんです」
私の方が焦り、弁解してしまう。
「夏海さんさえ良かったら、そういう対象で俺を見てくれたら嬉しいです。
勿論、美樹ちゃん優先で構わない」
「えっ!」
「いっくん、
ごめんね。
ママはウルトラ級の鈍感女なの。
いっくんもはっきり言わないと、一生気づかないよ。
私の事はお構いなく」
「そうか、ウルトラ級なんだ‥‥
じゃあ、美樹ちゃんに味方して貰おう」
「いいよ」
美樹は、一心さんをいっくんと呼び、一心さんを慕う様になっていた。
また、恐竜展やるんですよ」
「えー‼︎
行きたい」
「じゃあ、ご一緒しませんか?
どうせ見るなら、同じ恐竜好き者同士。
勿論、娘さんもご一緒に。
俺が邪魔じゃなかったら」
私がバツ1で子供が居るのは、一心さんも知っている。
一心さんもバツ1だった。
美樹も一緒でと言ってくれる一心さん。
恐竜展をきっかけに三人で会う機会が増えた。
美樹には、一心さんを絵手紙教室のお友達と告げた。
美樹は、一心さんに対して抵抗もなく、すぐに仲良くなった。
「たまには私抜きでデートしたらいいのに」
なんて、一心さんの前で平気で言ってしまう程。
「気にしないでくださいね。
少し、ませた事言いたい年頃なんです」
私の方が焦り、弁解してしまう。
「夏海さんさえ良かったら、そういう対象で俺を見てくれたら嬉しいです。
勿論、美樹ちゃん優先で構わない」
「えっ!」
「いっくん、
ごめんね。
ママはウルトラ級の鈍感女なの。
いっくんもはっきり言わないと、一生気づかないよ。
私の事はお構いなく」
「そうか、ウルトラ級なんだ‥‥
じゃあ、美樹ちゃんに味方して貰おう」
「いいよ」
美樹は、一心さんをいっくんと呼び、一心さんを慕う様になっていた。