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再愛
第6章 再愛
「夏海さんを誘うのに、不器用な俺はタウン誌を読みました。
美樹ちゃんも喜ぶかな?って、パフェの美味いって評判のこの店を見つけました。
でも、今日は美樹ちゃんが居ない。
勇気を出して、夏海さんを誘いました。
前々から知ってる振りをしたのは嘘です。
甘いものは余り得意じゃない。
それでも夏海さんと食べるマロンパフェは美味く感じる」
「あら、やだ‥そうだったんですか?
でも‥‥そんな風に言ってくれる人、初めてです。
嬉しいです。
女として意識して貰っているみたいで」
「夏海さんは素敵な女性です。
俺が緊張してしまう程。
それでも、貴女と距離を縮めたくなる。
こんな気持ち久しぶりなんです」
「一心さん‥‥」
「俺の話を少ししてもいいですか?」
「あっ、はい」
「俺は、この通り不器用な男です。
女性の喜ぶ事に無知です。
そんな俺が結婚した時は、周りがびっくりする程でした。
元妻に、惚れたんです。
恋の経験も初めてでした。
最初は友達の紹介だったんですよ。
まぁ、グループ交際からのスタートでした。
彼女は、明るくて笑顔の似合う人でした。
誰にでも優しくて。
そんな彼女は子供が大好きで幼稚園の先生をしてました。
俺は、彼女を好きでも、なかなか行動に移せなかった。
そしたら、彼女から言われたんです。
『好きです』
って。
世の中には、こんな素敵で幸せな奇跡があるんだと、
舞い上がりました。
そこから、順調に交際がスタートして、彼女と結婚したんです」
少し寂しげな顔で、元奥さんの話をする一心さん。
何だか‥私の胸の奥もキュンとする様な感覚に陥る。
美樹ちゃんも喜ぶかな?って、パフェの美味いって評判のこの店を見つけました。
でも、今日は美樹ちゃんが居ない。
勇気を出して、夏海さんを誘いました。
前々から知ってる振りをしたのは嘘です。
甘いものは余り得意じゃない。
それでも夏海さんと食べるマロンパフェは美味く感じる」
「あら、やだ‥そうだったんですか?
でも‥‥そんな風に言ってくれる人、初めてです。
嬉しいです。
女として意識して貰っているみたいで」
「夏海さんは素敵な女性です。
俺が緊張してしまう程。
それでも、貴女と距離を縮めたくなる。
こんな気持ち久しぶりなんです」
「一心さん‥‥」
「俺の話を少ししてもいいですか?」
「あっ、はい」
「俺は、この通り不器用な男です。
女性の喜ぶ事に無知です。
そんな俺が結婚した時は、周りがびっくりする程でした。
元妻に、惚れたんです。
恋の経験も初めてでした。
最初は友達の紹介だったんですよ。
まぁ、グループ交際からのスタートでした。
彼女は、明るくて笑顔の似合う人でした。
誰にでも優しくて。
そんな彼女は子供が大好きで幼稚園の先生をしてました。
俺は、彼女を好きでも、なかなか行動に移せなかった。
そしたら、彼女から言われたんです。
『好きです』
って。
世の中には、こんな素敵で幸せな奇跡があるんだと、
舞い上がりました。
そこから、順調に交際がスタートして、彼女と結婚したんです」
少し寂しげな顔で、元奥さんの話をする一心さん。
何だか‥私の胸の奥もキュンとする様な感覚に陥る。