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再愛
第3章 君を知る
俺には見覚えのない女性だった。
もう、俺は40代半ば。
まだ、20代そこそこで綺麗な装いの女性と知り合う機会など殆どない。

もしかすると、同じ会社とか?
いやいや…今日は平日。
本来なら、今の時間は就業時間。
俺は、有休を取って今日此処に来た。

いろんな憶測が頭を巡る。

思い出そうとしても、見覚えのない女性じゃ…どうにもならない。

暫し、不思議な気持ちと、思い出せない苛立ちに似た気持ちで、歯痒かった。


恐る恐る返事をした。

「杉下ですが……」

「やっぱりそうでしたか。
初めまして、秋吉樹良(あきよし じゅら)と申します」


秋吉……
樹良?

全く、記憶にございません。

俺は、多分、困惑の表情を浮かべていた筈だ。

今度は、その女性がこう切り替えしてきた。

「なら、里中と言えば、ご存知でしょうか?」


里中‼︎

里中って……
あの……
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