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再愛
第6章 再愛
わざわざ自己紹介をしなくても、直ぐに、お互いが分かり合えた。
写メールを交換していたお陰で、待ち合わせの場所で迷う事なく、あなたを探せた。
並んで歩き出す。
ドキドキした。
恋に落ちてしまった私は…
『哲朗さんに好かれたい。
どうか、今日で終わる事なく、未来がある恋でありますように』
そう願った。
呆れかえる程、バカな願いを祈ってしまう。
世の中に恋愛の神は居たとしても、不倫の神など居やしない。
今だから、呆れかえる程バカだったと自覚の元に、振り返る事が出来るのだが…
あの日、あの時の、あの瞬間の私は違う。
何故だと思う?
答えはひとつだよ。
私は、本気だったから。
そう、あなたと出会ってしまった事で、
女に目覚めたのよ。
何処までも、バカになる程のめり込む恋が…
不倫だっただけよ。
写メールを交換していたお陰で、待ち合わせの場所で迷う事なく、あなたを探せた。
並んで歩き出す。
ドキドキした。
恋に落ちてしまった私は…
『哲朗さんに好かれたい。
どうか、今日で終わる事なく、未来がある恋でありますように』
そう願った。
呆れかえる程、バカな願いを祈ってしまう。
世の中に恋愛の神は居たとしても、不倫の神など居やしない。
今だから、呆れかえる程バカだったと自覚の元に、振り返る事が出来るのだが…
あの日、あの時の、あの瞬間の私は違う。
何故だと思う?
答えはひとつだよ。
私は、本気だったから。
そう、あなたと出会ってしまった事で、
女に目覚めたのよ。
何処までも、バカになる程のめり込む恋が…
不倫だっただけよ。