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再愛
第6章 再愛
二度目のセックスは、コンドームを着けずに、生の哲朗さんを受け入れた。

そうして欲しいと私が頼んだ。

好きな男とは、ゴムの隔たりなど要らない。
薄いコンドームを装着したとしても、生の感触が鈍る。

哲朗さんの生の感触が欲しかった。

あの人の男性器は、ピーンとそそり勃ち、お腹につきそうな程、興奮した姿を見せてくれる。


100%の避妊なんてない。

リスクを覚悟でセックスをする。

不倫をしておいて、最低限のルールがあるのなら、
リスクを犯さない事。

それでも、欲しいものが目の前にあるなら、大人の責任でルールを破りたくなる。


私の中に熱いあの人のそのものが欲しかった。

欲を満たすのは、互いの肉で出来た性器。




哲朗さんは己を突き立て、私の中に入ってくる。
そう、互いの肉が交わるの。

私はあなたの肉の器。
あなたを包み、あなたの形をそのまま受け入れ、熱くて硬い愛肉そのものを味わう。

滴る、愛液。

交わりながら分泌させ、互いの性器を濡らす。
私の匂いも…あなたに残す。

これだけ裏表ない愛情表現は、この世にない。


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