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アホはお前じゃ 
第3章  
「何ボーッとしとんねん!」


 大基は視線をモニターに釘付けにしたまま、汗の浮かんだ丸太のような腕で私を手招きしています。



「はよせえやボケが!」


 そこで私はハッと気付き、身に着けていたデニムをショーツごと床の上に脱ぎ捨てました。


「おそいんじゃ、どつかれたいんか!」


 下半身のみ露出した哀れな姿で大基に駆け寄ると、大基は苛立った様子で視線をモニターに向けたまま乱暴に私を床の上に倒し、そして自分もハーフパンツを脱ぎ捨てながら私の上に覆いかぶさってきました。
 
 
「はよ濡らせ、入らんやろ」


 私の両足を大きく開脚させ、その中央に自分のモノを強く押し当てながら、大基は更に苛立った様子でそう述べました。
 
 見れば大基のモノは血管が脈々と浮き上がり、大きく膨張しています。

 焦りながら私は乾ききったクリトリスを乾いた指先で刺激し、無理矢理挿入をはじめた大基が痛みを感じないよう協力しました。
 

「なんしとん、もっと濡らせや」


 エアコンのモーター音と、大基の苛立った息遣い。
 それから、真っ黒く日に焼けた肌にびっしりと浮いた汗。
 頭上から降り注ぐ険しい視線に私は物凄く焦りました。


「こんなんじゃ入らんやろ、はよせぇや、イラつくわ・・・」


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