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第6章 嫉妬 -祐樹side-
「ごめん」
さっきの山本さんの仕草を真似して、顔の前で両手を合わせ謝る。
「悪いと思ってないでしょ?」
そう言いながらも、俺の唇に付いた理香の口紅を指先で拭ってくれる。
「写真撮るの手伝うから、許して?」
「もー、しょうがないなぁ」
覗き込んだ理香の顔には、赤みが差していて。
さっきまでとは違い色気を放っている。
この顔は他の男には見せたくない。
ついつい我慢出来なくなって、キスしてしまったことを後悔した。
早くさっきまでの仕事の顔の理香に戻さないと。
「ほら、打ち合わせしてるうちに、写真撮ろう」
コーヒーを片手に、写真を撮るように促す。
思惑通り、デジカメを手に写真を撮り始めると、徐々に理香は仕事の顔に戻っていった。
さっきの山本さんの仕草を真似して、顔の前で両手を合わせ謝る。
「悪いと思ってないでしょ?」
そう言いながらも、俺の唇に付いた理香の口紅を指先で拭ってくれる。
「写真撮るの手伝うから、許して?」
「もー、しょうがないなぁ」
覗き込んだ理香の顔には、赤みが差していて。
さっきまでとは違い色気を放っている。
この顔は他の男には見せたくない。
ついつい我慢出来なくなって、キスしてしまったことを後悔した。
早くさっきまでの仕事の顔の理香に戻さないと。
「ほら、打ち合わせしてるうちに、写真撮ろう」
コーヒーを片手に、写真を撮るように促す。
思惑通り、デジカメを手に写真を撮り始めると、徐々に理香は仕事の顔に戻っていった。