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第6章 嫉妬 -祐樹side-
現場からの帰り道。
俺は思い切って、山本さんに切り出した。
「山本さん…山口邸なんですけど、俺に担当させてもらえませんか?」
「急にどうした?」
「俺、今は余裕ありますし、面白そうな物件なんで」
「あー、本音は理香ちゃんだろ?」
「…はい」
「しょうがねーな。
その正直さに免じて、今回は譲ってやるよ」
「ホントですか?ありがとうございます」
「理香ちゃんかわいいからなぁ。
でも、その辺の男より仕事出来るし、厳しいぞ。
うちでも狙ってるやつ多いけど、ことごとく玉砕されてるし。
あー、半分は半沢くんが潰してるのかな?」
「半沢さんが…ですか?」
山本さんに聞き返しつつ、半沢さんのあの目を思い出した。
俺は思い切って、山本さんに切り出した。
「山本さん…山口邸なんですけど、俺に担当させてもらえませんか?」
「急にどうした?」
「俺、今は余裕ありますし、面白そうな物件なんで」
「あー、本音は理香ちゃんだろ?」
「…はい」
「しょうがねーな。
その正直さに免じて、今回は譲ってやるよ」
「ホントですか?ありがとうございます」
「理香ちゃんかわいいからなぁ。
でも、その辺の男より仕事出来るし、厳しいぞ。
うちでも狙ってるやつ多いけど、ことごとく玉砕されてるし。
あー、半分は半沢くんが潰してるのかな?」
「半沢さんが…ですか?」
山本さんに聞き返しつつ、半沢さんのあの目を思い出した。