この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
brass button
第6章 嫉妬 -祐樹side-
結局、理香と仕事で会えたのは月曜日だけで、淡々と仕事をこなし、気がつけば金曜日だった。
帰る方向は同じだから、毎日でも理香を迎えに行きたかったが、タイミングが合わなかったり。
‘ 待たせてると集中出来ないから先に帰ってて ’ と言われてしまったり。
帰りが遅い日ほど、危ないから迎えに行きたいのに。
それでも時間が出来るとこまめにメールは送られてきたし、帰宅後には少し電話で話をした。
今まで、女に連絡を待たせることはあったが、自分が待つ立場になるとは思わなかった。
帰る方向は同じだから、毎日でも理香を迎えに行きたかったが、タイミングが合わなかったり。
‘ 待たせてると集中出来ないから先に帰ってて ’ と言われてしまったり。
帰りが遅い日ほど、危ないから迎えに行きたいのに。
それでも時間が出来るとこまめにメールは送られてきたし、帰宅後には少し電話で話をした。
今まで、女に連絡を待たせることはあったが、自分が待つ立場になるとは思わなかった。