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第6章 嫉妬 -祐樹side-
「北宮と申します。
建築1課に配属される前は、建築3課で店舗施工に携わっておりました。
今回、御社の山口邸を担当させていただきます。
至らない点もあるかと思いますが、よろしくお願いいたします」
「芦田設計事務所の芦田です。山口邸ということは南山の物件ですね。こちらこそ、よろしく」
名刺を交換し、頭を下げる。
設計事務所の社長であり、自分自身も建築家として第一線で活躍し続けている人だ。
確か40代半ばだったと思うが、ポロシャツにジーンズという格好だからか、もっと若く見える。
「北宮、もういいぞ」
部長が俺に退室を促す。
二人は着席し、打ち合わせの準備を始めていた。
建築1課に配属される前は、建築3課で店舗施工に携わっておりました。
今回、御社の山口邸を担当させていただきます。
至らない点もあるかと思いますが、よろしくお願いいたします」
「芦田設計事務所の芦田です。山口邸ということは南山の物件ですね。こちらこそ、よろしく」
名刺を交換し、頭を下げる。
設計事務所の社長であり、自分自身も建築家として第一線で活躍し続けている人だ。
確か40代半ばだったと思うが、ポロシャツにジーンズという格好だからか、もっと若く見える。
「北宮、もういいぞ」
部長が俺に退室を促す。
二人は着席し、打ち合わせの準備を始めていた。