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第7章 変化 -理香side-
現場から事務所に戻ると、私の机で社長が仕事をしていた。
「お疲れー。南山、ちょっと」
いつもよりテンションの高い社長に声をかけられ、社長室に行く。
祐樹と付き合っている件だよね?
「隠すつもりはなかったのですが、報告が遅くなり、申し訳ありませんでした」
扉を閉めると、そう言いながら頭を下げた。
「北宮くんから連絡あったか。
驚いたけど、喜ばしいことじゃないか。
いい旦那を見つけたな」
「…はい」
「結婚も出産も経験すれば、今よりもっと奥行きのある設計が出来るようになる。
プライベートな時間から得られることも多いんだよ」
「あの、結婚をすれば今のように働けなくなるかもしれません。
それでも、ここで働かせてもらえますか?」
思い切って、一番気になっていたことを聞いてみる。
「お疲れー。南山、ちょっと」
いつもよりテンションの高い社長に声をかけられ、社長室に行く。
祐樹と付き合っている件だよね?
「隠すつもりはなかったのですが、報告が遅くなり、申し訳ありませんでした」
扉を閉めると、そう言いながら頭を下げた。
「北宮くんから連絡あったか。
驚いたけど、喜ばしいことじゃないか。
いい旦那を見つけたな」
「…はい」
「結婚も出産も経験すれば、今よりもっと奥行きのある設計が出来るようになる。
プライベートな時間から得られることも多いんだよ」
「あの、結婚をすれば今のように働けなくなるかもしれません。
それでも、ここで働かせてもらえますか?」
思い切って、一番気になっていたことを聞いてみる。